理事長所信

はじめに

　ＪＣとは、修練ん・奉仕・友情を３信条として、明るい豊かな社会の実現を目的とする青年団体です。
創立以来、先輩たちが振れることなく活動されてきたことは、紛れも無い事実であります。
　しかし、近年はメンバーの減少が益々進み、私たちの活動に時代が求められていないのか・・・
そんなことは無いと思っています。
　世の中は、個人主義が少々進みすぎてはいないでしょうか。他人がどうなろうと『そんなの関係ない』で済ませてはいないでしょうか。
　栗山ＪＣは、十数名のメンバーが一体となり、しっかりと地に足をつけて、人や環境に優しく、安全で永続可能な『より良い社会づくり』を目指し、とことん前向きで確実な一歩を踏み出していきます。

正直者は救われる

　耐震偽装問題、消費期限の改竄問題などの影響で、安全基準に対する目が厳しくなってきています。
そもそも、偽装などは問題外ですが、表示や数値に頼りすぎず、モノの良し悪しを見極める目を養うことも必要ではないか、という疑問も同時に沸いてきます。
　その反面、こういう時代だからこそ、真面目にコツコツと地道な努力を重ねてきた人にとっては、大きなチャンスが巡ってきたようにも思えます。
　栗山ＪＣは、時代の変化を鋭く見つめ、自分たちの将来を見据え今出来ることを、ウソ偽りなく正直に続けてまいります。

分かち合う真のハピネス

　『ご機嫌な人を見ると、不機嫌になる世の中』＝モラルよりもルールが優先される管理社会において、自由な発想までも失いかけてはいないでしょうか。
　悪は、正さなくてはいけません。しかし、悪を規制するあまり、管理にかかる労力が過剰に膨れ上がり、そのコストは消費価格に上乗せされてしまう。これでは、消費がすすみませんし、世の中は豊かになりません。
　大切なのは、足を引っ張り合うような規制ではなく、モラルを持った上での自由な発想や行動力です。
　栗山ＪＣは、固定観念にとらわれることなく、心豊かな人たちが幸せに暮らせる社会＝『真のハピネス』を目指し、自由な発想でまちづくりを進めてまいります。

立ち上がれ、今こそＪＣ

　地方自治体の財政は、財源をことごとく取り上げられ、どのまちも瀕死の重傷を負っています。
決定的な打開策など無く、一時凌ぎの切り詰めや合併の模索を余儀なくされています。
そんな中、住民も従来の依存体質ではなく、協働して歩き始めなくてはいけません。
　栗山ＪＣは、窮地に追いこめられても揺るがない、魅力あるふるさとづくりに向けて、若者らしく率先してまいります。

　『　新しいアイディア、新しい能力、　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　新しいやり方はいつも若者から出てくる　』